先日お友だちと二人でお出かけした。
とはいえ、近場を一緒に。
ランチをして、本を読んで、お茶をして。
ガリさばの女ブログの中では、
2人でお出かけしたというネタは、もしかして初めて登場かもしれない。
自分自身をさらけ出すのが嫌で、
話題が貧弱なのを知られるのも嫌で、
品がない自分を見せるのも嫌で。
そして、人に気を遣うのも嫌で。
なので、一人の方が何かと気楽、というのは、
確かにあるのだが、
誰かと一緒に行動することで、
いろんなことに挑める(ランチやスイーツのシェアや、行きたいけど躊躇しがちなところを一緒ならいけるとか、さもないことだが)
ということ、
たまには自分のことを人に話す機会もあったほうが、
自分のためにもいいこと、
そして、相手の話を聞いて、自分のためにもなること
(結局自分のためか!)
などいろんな点があるのはわかっている。
ただ、
誰と行くか
は、なかなか難しい問題。
私は誰とでも二人きりで行動はできると思う。
でも、解散した後に、
疲れる人と、充実した人とに分かれる気がする。
もうこの年齢になると、
親しい友達も限られてくるので、
疲れるような人とは出かけないのだが、
自分から一緒に出掛けようということは本当になかなか言い出さない女。
先日一緒に出掛けた友人は、古くからの知り合いで、
尊敬しているので、会えることは光栄なことで、
会話も、相手の話も聞いてくれるし、話題も豊富でおもしろく、
一緒にいて全く苦にならない人。
そう、自然体の人だね。
そういう人となら、一緒に出掛けたいと思う。
そういう人は、その辺にたくさんいるはず。
多分、私という人間が、一緒にいたいと思ってもらえないんだと思う。
そんな私とも一緒に出掛けてくれる貴重な友人とのひとときは、
本当に楽しかった。
何を話してもすごく興味深いし、面白いし、
何より彼女の視点が面白くて。
不思議な話をしても、信じられるし、
また必ずシンクロすることや(二人の服のカラーが同じだった!)、
この先に関係する出来事が目の前に現れたりと
運命を感じる出来事が多々起きるのだ。
平日の休みが増えて、収入が減ってしまうことを気にして
バイトを探そうとしていた昨年。
結局都合のいいバイトも見つからず、今に至るのだが、
今は、バイトを探そうという気持ちは減り、
過去に学んでいたことを再び学びなおしたい気持ちが湧いて、
いわゆる「手に職」を実践していきたい気持ちになっていた。
そんな時に彼女に会って話をしていたら、ますますその気持ちが高まったわけで。
会うタイミングというのは、
きっと意味があり、
偶然は必然という言葉を信じているのだが、
まさにそれ。
というわけで。
お二人様の条件としては、
一緒にいて疲れないこと。
自然体でいられて、気遣いすら心地よいこと。
たまには、誰かと行動することもいいものだな、
と、やはりこの日の夜はおいしい晩酌を楽しめた女であった。