私は主婦で子育てもしていたので、その間一人の時間というのはほぼなかった。
でもそんなに苦でもなかった記憶がある。
ただ、趣味を続けるにあたり。
家事をすべて終えた時間から趣味の場へ行くことを始めた。
夜、一人きりで車を走らせることも久々。
買い物へ行くのも子どもを連れて行く毎日だったから、
車で好きな音楽をかけながら、一人ドライブする時間がとても楽しかったのを覚えている。
また、その道中にコンビニに立ち寄り、こどもや夫には内緒で、一人だけで楽しむスイーツ(200円程度)を買って食べる、ということにも、
めちゃくちゃ楽しい気持ちになった。
たぶんそれがきっかけ。
毎週土日に家族で出かけていたが、
買い物の際にいつも夫や子供たちを待たせるのが自分は苦だった。
彼らはそうでもないかもしれないが、自分は嫌だった。
ある時から、一人で買い物をしたい と告げた。
それ以来、買い物にはずっと一人で出かけている。
もちろん家族と行くこともあるが、
自分が不機嫌になっているのが自分でも分かった。
不機嫌な自分といるより、機嫌のよい自分といる方が、
家族にとっても幸せなのではないか。と自分は思うが。
夫はほったらかしにされていると思っているだろうな。
いや、好きなものを好きな時に好きな時間をかけて選んでくれよ。
君は子供じゃないんだから。
ということで、そんな想いは心に持ちつつ、
必要最低限での家族での買い物となり今に至る。
にしても、本当に一人での行動は自由で楽しい。
どこに行こうか自分で決めて、
どの道を通ってもだれにも文句も言われず、時間に追われることなく好きなところに行き、
好きなものを食べて好きなように行動する。
それはもちろん、
一緒に住む家族が健康だからこそ。
そう、根底はそこなのだ。
それを忘れての自由行動はただのわがままというか、
ただの憂さ晴らしだったりするのかもしれない。
家のことはもちろんおこない、家族に迷惑をかけず。
ここぞという時間を一人で満喫させてもらう。
もちろん、その報告などもしない。
何しようと、勝手なのだ。
もちろん、楽しかった近況報告としては話すけれどね。
とにかく。
子育てをしていたからこそ感じた、一人時間の楽しさがきっかけで、
今も一人での行動が楽しいと思えるわけである。
おひとりさま考はまだつづく…
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