おひとりさま考。
おひとりさまの醍醐味、何が楽しくておひとりさまなのか。
もちろん、誰に気兼ねなく、好きな時に好きなことを、自分のタイミングで、自分の意志で、行動できることが一番楽しいと思うわけで。
誰かに気を遣うことを、面倒に感じたり、
誰かに合わせなくてはいけないと感じやすい場合は、
何かをしたいから、という能動的な感覚ではなく、
嫌なことを避けるという、消極的な感覚もあるだろう。
私個人としては、
絶対に一人行動でないと嫌だ、というわけではなく、
集団行動も特に苦手ではない。
誰かとともに食事をしたり行動を共にすることも、
おしゃべりを楽しむことも、好きなほうだ。
だけれど、
上記に書いたような、一人の良さというものも楽しみたい。
つまり、どちらも楽しめる人生をおくりたい、と感じている。
さらにいえば、おひとり様で得られる、孤独感ではなく、
おひとり様だから得られる、独特のコミュニケーションが楽しくて活動している気がする。
それが、題名の「一期一会」だ。
1人でカウンターに座る。
他のお客さんも、一人の人はカウンターに座りがちだ。
店主に注文をする。世間話をする。
他の一人客も、同じように、店主とたわいもない世間話をする。
それが、カウンター席にいる誰もに、聞こえてくる。
そこが居酒屋の場合、酔いが入ると、
話の流れで、他の人の同意や共感を求めたくなる場合がある。
また、知らないことを誰か知っている人はいないか、的な、
話題が出ることも多い。
そんな時に、思わず声を発したり、
「ですよね?」なんて声をかけられたり。
そこから、知らない人同士なのに、会話が生まれることが多々ある。
そう、この瞬間。
知らない人と、店主を介して会話が始まることがある。
これが、おひとりさまならではの醍醐味であり、
そこから常連客同士という、連帯感が生まれたり。
その場限りのこともあるし、
また訪れたときに再会することもある。
この、仕事や親せき、友人関係とは全く異なる、
新たなその場限りの出会いのおもしろさを、私はおひとり様で味わった。
それがたまらなく、好きな人種なんだろう。
もちろんそれが苦手と感じる人もいるだろう。
それは、性格、趣味趣向の域なのだろう。
だから、おすすめはするが、苦手な人もいるのは十分承知している。
1人行動にあこがれている、一歩踏み出したいのに踏み出せない、
そんな方には、ぜひともおすすめしたい人がここにいますよ、
というお知らせブログでした。
今日も、おひとり様で飲みに行ける日を夢見ながら、
家でまったり飲む女。
ガリさばは家では食べてことがない女。
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