自分が住む地域の夏祭りに参加した。
役員だからだ。
でも、昨年もそうだったが、
役員だから、こういった地域のコミュニティの存在と、
役員の役割が目に見えて、
とてもよかったと思っている。
少子高齢化が加速している。
というだけで、仕方のないことだけれど、
それなりに、自分たちの住む地域が
より暮らしやすかったり、安心できる場所とするのは、
地域に住む私たち自身が一番よくわかるわけで。
行政が一方的に決めつけたルールややり方では、
地域に住む人たちの本当の幸せはありえないと思っている女。
そのためには、
地域をまずは知ること。
地域とかかわること。
役員をやるのが手っ取り早い。
とはいえ、役員もやりたければできるわけでもなく。
順番や人数もあるわけで。
私は運よく、そのタイミングを得られたと思っている。
とはいえ、
他の人から見れば、
「なんで役員になっているの?よく引き受けたね」
と、誰からも言われるような、任期のない、おじさんばかりの役員組織。
これも運命なのか。
この組織の存在を遠く感じていて、
この組織が運営している行事に全くかかわってこなかったからこそ、
誰もやる人がいなければ、やってもいいですよ。と言ってしまった自分。
そういういうタイミングが来たわけで。
想像と現実はかなり違っていて。
男社会(というのも変だが)の、よき例だと思っている。
私がやっている役員にならずとも、
自治会の順番で回ってくる役員や委員を体験すれば
地域のことが少し見えて、
役員をやってみてよかった、と思ったとの声がとても多い。
めんどくさいから、大変だから、時間がないから、無理。
と言っている人に限って、
自治会やコミュニティ組織について、知りもしないくせに文句を言ったり
全く関心を持っていない。
苦労を知ってほしいわけではない。
地域にそう言った組織があることで、治安や安全が保たれているのを、
やってみるとすごくわかる。
地域のどこにどんな人がいるのか、
がわかるだけでも、治安や安全は保たれるのだ。
その役目を担っていると思うと、
私もぼーーっと役員の座に座っているだけでなく、積極的に誰なのかを知る必要があるわけですが、
なかなか…わからない。
私が役員を務めるコミュニティでは、毎年「委員」が入れ替わる。(役員ではなく)
そして、女性も多い。
そこで毎年声をかけさせてもらうようにして、何とか覚えているような状態。
でも、その委員さんの方が、どこのだれ、を知っているので、
その方に今回もお祭りの連絡等はお願いしてしまった。
ほんと、助かる!
とにかく。
打ち上げ花火を見ながら、
自分にできることはなんだろう?
を考えた夏だった。
正直、会合も多く、時間がとられるけれど、
その時間は苦ではないところが、実はすごいと思っている。
男社会のよき例、というのは、
お互いを尊重し合って成り立っている組織なのが見えたからだ。
だから、苦ではない時間になるのだ。
私も、特に女性だから、ということはないが、
力仕事は免除してもらえている。やっぱり昭和世代はありがたい。
地域の人が楽しんでもらえること、地域に関わってもらえること、
若い人も子供たちも楽しめることを、をとても考えていて、
それらが、地域で暮らす人たちの安全や快適さ、この地域が将来まで続くこと、
を見据えていることがちゃんとあるわけで。
いい組織だと思っている。
もちろん、個人個人いろいろあるだろうけど、
継続で来ているのは、お互いを尊重しているからではないかなと今のところ感じている。
なんて思っているが、
そんな話を組織の中ですることもなく。
彼らは当然そんなことは十分承知の上で活動しているのもわかるので。
さてこれから自分はどう動きますかね。
とりあえず、夏祭りの慰労会で楽しく飲みますか!
(やっぱり飲む)
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