2024年7月30日火曜日

独りよがりな女

 コーヒーが好きだ。

喫茶店で飲むコーヒーも好きだが、

家で毎日、豆を挽いてハンドドリップする。

そんな自分がかっこいいと一人悦に入っている。


豆は200gで800円程度。

コーヒー機器は以前勤めていたところで社割で購入、または不良品をいただいたもの。

毎朝、弁当作りの合間に、ブロッコリーをカットしたそばでコーヒーを淹れる。


正直、おいしいコーヒーを淹れられるかと言えば、

自信はない。


温度も量も、独りよがりな感覚を信じている。

意外とおいしいと感じる日が多い。自分調べ。


自分はなにかとできる女だと信じている。

人が淹れるコーヒーの味には心の中ではうるさい。

気弱な癖にめんどくさい女。

自由が狭い女

 いつも好きなことをしている気がしている。

人に合わせることが煩わしいから、一人が好きだ。


休みの日は、思いつくまま、一人どこかへ出かけている。

自由な人、を気取っている。

実際、自由なんて狭いもの。

たかが知れている範囲内でしか動けていない。


それは今の自分がそう思っているだけであり。

ある人から見たらとても自由だろうし、

ある人から見たら不自由だろう。


私は自由だ。

狭いかもしれないが。心地はよい。

小さい幸せをすぐ感じる安上りな女。


気弱な女

 つい、気づいてしまう。

でも。知らないふりをしていた方がいいのかもしれない。

いや。気づいたなら言うべきかもしれない。


気づいてしまう癖がある。


自分が動けば早い。

が、自分の作業が増える。


気づかないふりをすればやらずに済むし、

そもそも自分がやるべきことでもないのだから。


でも。

気づいてしまうのだ。


いつもそんなことで悩む、気弱な女。

でも晩酌は欠かさないところは強気な女。

ガリさばの女

 外から店内が見える。

カウンター席が0人、もしくは1人しかいない状態なのがわかれば即入店。

ドアを開け、指で1を作り「一人です」といいつつ、

角のカウンターに座る。


最初に頼むメニューはきまっている。


「生ビール」

「ガリさば」


これで30分は安泰の女。

そんな私の日々の想い綴り。



人気の投稿